計画研究C02・蓑輪陽介准教授(京都大学)および坪田 誠教授(大阪公立大学)と、計画研究A01・余越伸彦准教授(大阪公立大学)の共同研究論文がPhysical Review Aに掲載されました。
2025.10.21

京都大学 蓑輪陽介准教授と大阪公立大学 坪田誠教授および余越伸彦准教授からなる共同研究グループは、量子流体中の渦である量子渦と、非線形光学媒質中を伝搬する光渦の支配方程式に対応関係があることを明らかにしました。特に3次元空間でのダイナミクスの対応関係に着目し、量子渦や古典渦の重要な励起として知られるKelvin波に対応する励起が光渦にも存在しうることを示しました。この成果は、光物理学と低温物理学の間の本質的な対応関係を例示するものであり、対応関係を通じた新たな現象の研究展開が期待されます。
本研究成果は、2025年10月20日(現地時間)に学術誌Physical Review Aに掲載されました。
https://link.aps.org/doi/10.1103/mnlm-x9ch5