大阪公立大学の柚山健一講師、千葉大学分子キラリティー研究センターの尾松孝茂教授らの共同研究グループは、光吸収層（動的剥離層）上に作製した液膜に光渦を照射することで、透明な試料溶液の微小液滴を安定に印刷することに成功しました。実験では、ペロブスカイト前駆体溶液の微小液滴のパターニングと、微結晶配列の作製を実証しました。今後、様々な透明材料への展開が期待されます。
本研究成果は、2025年4月28日に米国物理学協会が刊行する国際学術誌「AIP Advances」 のオンライン速報版にFeatured Articlesとして掲載されました。

https://doi.org/10.1063/5.0252923